Ubuntu 18.04 では基本的に最初から netplan が標準で使われているようですが、利用している VPS が古い ifupdown を使用していたので netplan に変更しました。
通常 /etc/netplan/ には設定ファイルがあるようですが、利用している環境ではファイルは何も保存さていませんでした。
注意: 設定変更前に SSH 以外のアクセス方法を確保しておきます。ネットワークの設定変更で SSH が利用できなくなる場合があります。
設定ファイルのパス
- ifupdown: /etc/network/interfaces
- netplan: /etc/netplan/*.yaml
netplan 用の設定ファイルを作成
/etc/network/interfaces の内容を netplan の書式に直して /etc/netplan/01-netcfg.yaml として保存します。
作成した /etc/netplan/01-netcfg.yaml
network:
version: 2
renderer: networkd
ethernets:
eth0:
dhcp4: no
dhcp6: no
bridges:
br0:
interfaces: [eth0]
dhcp4: no
addresses: [100.200.1.127/24]
gateway4: 100.200.1.254
nameservers:
addresses: [100.200.254.1,100.200.254.2,1.1.1.1,8.8.8.8]
設定を反映
設定を反映させます。
$ sudo netplan apply
ネットワークのアドレスが正しく設定されているかを確認します。
$ ifconfig
ifupdown 用のサービスを無効化します。
$ sudo systemctl disable networking.service
netplan 用のサービスを有効化します。
$ sudo systemctl enable systemd-networkd
再起動時の問題
設定をコマンドで反映させた場合は問題なくネットワークが使用できましたが、再起動するとネットワークに接続できない問題が発生しました。
解決方法
/etc/network/interfaces の行をすべてコメントアウトしました。(削除しても大丈夫かも?)