ルータのファームを OpenWrt に書き換える
- OpenWrt: ATTITUDE ADJUSTMENT (12.09-rc1, r34185)
Buffalo の WZR-HP-AG300H に DD-WRT をインストールして使用していた。
最近は DD-WRT の開発が遅くなっているらしいので、 OpenWrt に乗り換えることにした。
インストール方法
- Buffalo の公式ファームから Web の設定画面から OpenWrt のファームで更新する
- DD-WRT の設定画面から OpenWrt のファームで更新する
- シリアルコンソールをつないで OpenWrt のファームを更新する
他にもいろいろ方法はあるがシリアルコンソールが手元になかったので、シリアルコンソールを使わない方法でインストールすることに。
「DD-WRT の設定画面から OpenWrt のファームで更新する」ができれば一番楽だったのだが、失敗して更新できなかった。
最終的に、Baffalo の公式ファームに書き戻してから、OpenWrt のファームで更新することにした。
TFTP で Buffalo の公式ファームに書き戻す
Buffalo WZR-HP-AG300H は起動後の一定時間内に TFTP でファームを受信して書き換える機能があるらしい。
OpenWrt Wiki Buffalo WZR-HP-AG300H
Windows XP を使うと楽みたいだが、ネイティブで動いているマシンがないので、VMwareを使って以下のように接続した。VMware のネットワーク設定をブリッジにし、XP のファイアウォールをオフにして行う。
[WZR-HP-AG300H] – [10/100Mbps HUB] – [Windows 7 – [VMware Windows XP]]
海外の Buffalo から公式ファームを持ってきて、TFTP で書き戻す手順をみてやってみたがだめだった。
日本で売っている WZR-HP-AG300H には、日本の Buffalo が配布しているファームでないとだめ。
公式ファームから OpenWrt ファームを導入
いったん公式ファームに戻してしまえば、後は Web 設定画面から OpenWrt のファームに更新すれば良い。
OpenWrt Wiki Buffalo WZR-HP-AG300H
Download から新しそうなファームをダウンロード。今回は以下のファームを利用した。
“factory” とついているのが公式ファームからの導入用。